ヴィッツはトヨタのコンパクトカーで、ノーマルエンジンを搭載した車種ならヴィッツが代表的な存在です。
エンジンは1300ccが主力で、ボディが軽いために動力性能にも余裕があり、小回りの利く街中の移動に適した車です。
その人気のトヨタヴィッツですが、実際の評価はどうなのでしょうか??
辛口評価のほか、燃費性能、おすすめグレード、値引き情報、中古車情報など、トヨタヴィッツのすべてを紹介していきます。
目次
トヨタ新型ヴィッツの評価・評判
トヨタ・ヴィッツが輝いていたのは昔のことです。いまのヴィッツに大きなセールスポイントは見当たりません。
しかし輝いていないだけで、魅力がないわけではないのです。世界1のトヨタが世界中で売っているクルマなので、スキのないクルマといえます。
ズバリ、次の4つに当てはまる人は、いまが買いです。
・スタイルにあまり興味がない
・走りにもあまり興味がない
・ただただ15万キロを快適に走りたい
・クルマはお値打ち価格で買いたい
ヴィッツはモデル末期のため今が買い!
3代目となる現行ヴィッツは2010年4月のデビューです。フルモデルチェンジは2018年の後半という噂があります。
現行ヴィッツはいわゆるモデル末期状態ですので、成熟しているのに大幅値引きが期待できるのです。
トヨタ新型ヴィッツの辛口評価
2016年9月までの1年間の新車乗用車販売ランキングにおいて、ヴィッツは8位、約75,000台に沈んでいます。
ヴィッツと同格の日産・ノートは5位、約95,000台、ホンダ・フィットは3位、112,000台です。ヴィッツの没落ぶりがうかがい知れる数字です。
車体が大きくなって魅力薄に
現行ヴィッツのダメなところは、大きすぎることです。
鮮烈なデビューを果たし名車の呼び声高い初代ヴィッツより、長さで28cm、幅で4cmも拡大してしまいました。
トヨタはいつもこういうことをします。ヴィッツがなぜダメになったかというと…
初代は気合を入れて作ったので評判になったのですが、実が開発費にお金をかけすぎてあまり儲からなかったのです。
そこで2台目では車体を大きくして値段も上げて「グレードアップしました!」と宣伝しました。そうすると意外に売れたのです。
それをいいことに3代目にも同じ方式で儲けようとしましたが、通じたのは2代目までで、3代目ヴィッツは消費者にばれてしまいました。
それが今の販売結果に表れています。
トヨタヴィッツの燃費性能
ヴィッツにはハイブリッドが付いていないため燃費データは普通です。各グレードで若干の差がありますので、見てみましょう。
グレード | 排気量 | JC08モード燃費(km/L) |
F | 1.0L | 21.6km/L |
F | 1.3L | 25.0km/L |
U | 1.3L | 25.0km/L |
U | 1.5L | 19.6km/L |
Jewela | 1.0L | 21.6km/L |
Jewela | 1.3L | 25.0km/L |
RS | 1.5L | 19.6km/L |
ヴィッツには4WDの設定があり、4WDは余分な機械が付いているので燃費性能が落ちます。
ここでは各グレードのFFのみで比較しています。国土交通省審査値JC08での数字です。( )内は排気量です。
RSはスポーツモデルですが、ターボは付いていません。以前限定車でターボ付きが発売されましたが、現在は売っていません。
ヴィッツは普通の燃費
この数字には、まったく面白みがありません。プリウスやフィットなどは、ハイブリッドを搭載して40km/Lという数字を叩き出しています。
ヴィッツの燃費は、ハイブリッドが付いていない割にはいいね、といったところでしょうか。
トヨタの戦略を見抜け!
ヴィッツにハイブリッドが付いていないのは、ハイブリッド専用車のアクアを売るための戦略です。
「ハイブリッドが欲しいのであればアクアをどうぞ」という営業トークができます。
ただ、次のヴィッツにはハイブリッドが搭載される噂です。
恐らく燃費は、プリウスを超えるとんでもない数値になると思います。
トヨタ新型ヴィッツの価格と装備から見るおすすめグレードは?
グレード | 価格 |
F(1.0L) | 1,153,637円 |
F(1.3L) | 1,448,182円 |
U(1.3L) | 1,750,582円 |
U(1.5L) | 1,791,818円 |
Jewela(1.0L) | 1,417,745円 |
Jewela(1.3L) | 1,647,491円 |
RS(1.5L) | 1,883,127円 |
ヴィッツのおすすめグレードは1300ccのF(1.3L)
ディーラーの営業パーソンのいうことを聞いて買ってしまうと、無駄な装備に高いおカネを出してしまうことになります。
そこで買ってから後悔しない最もお得なヴィッツを紹介します。それは排気量1300ccのF(1.3L)です。理由を解説する前に、価格表をご覧ください。
ヴィッツの最低グレードと最高グレードの価格差は約90万円もあります。オススメのF(1.3L)は「下の上」という位置づけです。
トヨタ車は「中」が一番お買い得とされています。しかしヴィッツの「中」であるJewela(1.3L)は、F(1.3L)を少しばかり化粧直しした程度にとどまっています。なのに20万円も高いのです。
最低グレードのFは1000ccかないので後で後悔する
また最低グレードのF(1.0L)をオススメしないのは、エンジンが1000ccしかないからです。
この非力なエンジンでは、きっと買ってから「もう少しおカネをだして1300ccにすれば良かった」と後悔するでしょう。だからといって1500ccのU(1.5L)は価格が高すぎます。
いえ、正確に解説すると、U(1.5L)の179万1818円は妥当な価格で、F(1.3L)の144万8182円が大バーゲンなのです。
トヨタヴィッツの辛口評価まとめ
ヴィッツは1年半後にはモデルチェンジします。打倒フィットを掲げ、トヨタの総力を挙げて開発しているところだと思います。とても楽しみです。
それに比べて現行のヴィッツはいただけません。
・ヴィッツの名前で売ってきたクルマ
・特筆すべき長所もなく、ハイブリッドも搭載してもらない
・デザインももっさりしている
はっきりいって、楽しいクルマではありません。所有欲もそれほど高まらないでしょう。
確かに外れないクルマではあります。いまなら値引きも期待できます。そういう点に魅力を見いだせる人以外は、ヴィッツの購入は見送った方がいいでしょう。
ディーラーに騙されるな!15万得するために下取りではなく買取にしよう
新車購入を検討している人たちの口コミを調べていたら、すごいことを発見してしまいました!!
買取業者の相場はディーラーの下取り額より、平均で10万円程高かったのです。
噂が本当なのか真相を探るために、私も車の無料一括サイト(かんたん車査定ガイド)で自分の車をチェックしてみました。 そうすると・・・このような価格が出てきました↓↓
でも、これではまだ実際の価格がわからないので、買取業者に実車を見ていただき、ディーラーにも査定してもらったところ、 なんと買取業者の方が15万円も高かったのです!!
これで下取りが損だということが実証されました。 下取査定で0円だった日産ノートが、10万円で売れたケースもあるのであなどれません。
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