ホンダ新型ステップワゴンの評価&口コミを徹底調査【2020年1月】

ステップワゴン値引き

ホンダ新型ステップワゴンの評価・評判

ホンダ・ステップワゴンは、普段は5人家族が楽々乗ることができ急に友達や祖父母が乗ることになっても対応できる、日本を代表する7~8人乗りミニバンです。

販売も好調で、2016年9月までの1年間の新車販売ではミニバン部門3位です。

これだけ売れるのにはわけがあります。

・ホンダ得意の走りを強調したグレード「スパーダ」を用意

・奇想天外な「わくわくゲート」を装着

「わくわくゲート」はバックドアのことです。通常、ミニバンのバックドアは上下に開きます。しかし「わくわくゲート」は、普通のドアのように左右にも開くのです。

荷物の出し入れや人の出入りなど、バックドアの使い勝手が格段に向上しました。

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ホンダ新型ステップワゴンの辛口評価

現行のステップワゴンは、2015年にフルモデルチェンジした5代目になります。

5代目の最大の欠点は、デザインが普通のミニバンになってしまったことです。

メーカー名や車名のエンブレムを隠してトヨタ・ノア、日産・セレナ、そしてステップワゴンを並べたら見分けがつかないと思います。

初代ステップワゴンが誕生したのは1996年、20年以上も前のことです。当時のミニバンは、トヨタと日産の2大巨頭時代でした。

初代ステップワゴンはオシャレだった

ホンダはそこに、ポップなイメージを前面に押し出したステップワゴンを投入したのです。

初代ステップワゴンの宣伝を担当したのは、ユニクロのロゴや、SMAPのCDジャケットをデザインした佐藤可士和氏です。このイメージ戦略は大当たりしました。

ミニバンだというのに、そのおしゃれ感から、20代前半の子供がいない夫婦がこぞって買ったのです。

利便性を考えて仕方なく乗るミニバンのイメージを見事に覆したのです。

現行のステップワゴンはダサイ

しかし現行のステップワゴンには、ポップのかけらも、おしゃれの「お」の字もありません

釣り目のフロントライトを採用したり、ボディの側面には車体をグラマラスに見せる複雑なラインが走ります。

現在のところステップワゴンの販売は好調ですが、ホンダ・オデッセイの二の舞にならないか心配です。

オデッセイは2016年9月までの1年間の新車販売台数ランキングで、圏外の30位以下に転落しました。

オデッセイは低い車高でシャープさが売りだったのに、現行型になって突如車体を大きくして普通の大きなミニバンになってしまったからです。

ホンダの稼ぎ頭に成長したステップワゴンが、トヨタや日産を追いかけるのは分かりますが、熱心なホンダファンを裏切らないようにしてほしいものです。

 

ホンダ新型ステップワゴンの燃費性能

ステップワゴンにはハイブリッドがありませんが、燃費は上々です。15.0~17.0km/Lも走ります。日産・セレナを上回る数値を叩き出しています。

もちろんこれはカタログデータといい、最高に良い条件がそろったときの数値です。

ステップワゴンにハイブリッドがないからといって、落ち込む必要はありません。

ハイブリッドはまだ高価なので、元を取るには20年近くかかると言われています。

ステップワゴンがガソリン車にも関わらず、なぜこんなに良い数値を出せたのかというと、排気量が小さいからです。

ステップワゴンは全車1500ccです。ひと昔前のコンパクトカー並みです。それでこんな巨体が走るのか?といった心配は無用です。全車にターボが付いているのです。

ターボはスピードアップに有効な装備ですが、燃費を下げる効果があります。しかし排気量の小ささが、燃費の悪化をカバーしているのです。

排気量を小さくしてターボを付けてそこそこの燃費を実現するという手法は、ヨーロッパ車で流行しています。スパーダはその流行を取り入れているというわけです。

スパーダ・クール(FF) 15.4km/L
スパーダ・クール(4WD) 15.0km/L
スパーダ(FF) 16.0km/L
スパーダ(4WD) 15.0km/L
G・EX(FF) 16.2km/L
G・EX(4WD) 15.7km/L
G(FF) 16.2km/L
G(4WD) 15.4km/L
B(FF) 17.0km/L
B(4WD) 15.4km/L

 

ホンダ新型ステップワゴンの価格と装備から見るおすすめグレードは?

ステップワゴンのおすすめグレードは、ずばり、スパーダ(FF)2,840,000円です。

ステップワゴンが、トヨタ・ヴォクシーや日産・セレナに勝っている魅力は、ミニバンなのに走りが良いということだけです。

つまり走りの魅力がないグレードなら、ヴォクシーやセレナを買った方が良いかもしれないのです。

スパーダの特徴は次の通りです。

・普通のグレードよりタイヤの大きさを大きくしている

・エアロパーツを付けて空気抵抗を減らしている

運転の楽しさを増やしたり、速く走る効果が期待できます。

スパーダには、スパーダ・クールと、ただのスパーダがありますが、スパーダ・クールは余計な部品が付いているだけです。見送りましょう。

ただのスパーダでも、かなり快適な走りが楽しめます。もし雪が多い地域にお住まいでなければ、FFで十分でしょう。

しかもスパーダ(FF)2,840,000円とG・EX(FF)2,830,000円の価格差は1万円しかありません。

ここに、ホンダのスパーダにかける意気込みが見えます。コスパを高めて販売台数を伸ばそうという戦略なのでしょう。

絶対におすすめしないのは、Bです。燃費も良いし車体価格も安いのですが「わくわくゲート」が付いていません。ステップワゴンの魅力がかなり減ってしまいます。

スパーダ・クール(FF) 2,990,000円
スパーダ・クール(4WD) 3,184,400円
スパーダ(FF) 2,840,000円
スパーダ(4WD) 3,077,600円
G・EX(FF) 2,830,000円
G・EX(4WD) 3,046,000円
G(FF) 2,610,000円
G(4WD) 2,847,600円
B(FF) 2,288,000円
B(4WD) 2,547,200円

 

ホンダ新型ステップワゴンの辛口評価まとめ

ホンダの戦略はホンダらしさを消すことなのか?と思わせるくらい、最近のホンダ車には疑問を感じます。その筆頭がステップワゴンです。

・ミニバンなのに走りを強調しすぎ

・デザインにポリシーがない

・ぜいたく装備で客を喜ばせているだけ

この3点が、ステップワゴンの欠点です。

これは最近のマツダと正反対です。マツダはデザインに力を入れ、クルマの作りやコンセプトで勝負して、高い評価を得ています。

そもそもステップワゴンは走りを強調するクルマではありません。単なる実用車でもありません。小じゃれた家族が特別な時間を過ごしたときに輝くクルマだったはずです。

確かにいまは、ステップワゴンは受けています。それはそうでしょう。ステップワゴンのブランドイメージに、トヨタ車の利便性が加わっているのですから。

しかしステップワゴンが6代目、7代目になっても輝き続けるには、いま一度ブランドの構築が必要であると感じます。

ホンダ新型ステップワゴンの値引き相場&交渉方法

車を売る前に査定額の相場を知っておこう

ディーラーの査定で実際にこんなことがありました・・・

[voice icon="http://carinfosp.com/wp-content/uploads/2018/06/41031ac548d94d9885f7c1777da6d4bd.png" name="査定士" type="r"]佐藤様、査定が完了しました!

本体の査定額は32万円になります。

今キャンペーン中なので特別に35万円になります。

[/voice]

[voice icon="http://carinfosp.com/wp-content/uploads/2018/06/f6987994e6b85102a8f59b06db1338bb.png" name="佐藤さん" type="l"]えっこれって高いのかな!?よくわからんなぁ・・・[/voice]

車の相場を知らないと、適正価格がいくらだかわからず安値で売ってしまう可能性があります。

そうならないためにも複数の業者に査定して、一番高いとこに売るようにしましょう!

車の無料一括サイトで査定してみたところ、このような価格がでました↓↓

なんとディーラーより買取業者の方が30万円も高かったのです!!

話によると下取査定で0円だった日産ノートが10万円で売れたケースもあるのであなどれません。

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