トヨタ新型エスクァイア/ハイブリッドの評価&口コミを徹底調査【2020年1月】

トヨタ新型エスクァイア/ハイブリッドの評価・評判

エスクァイアはトヨタの中型ミニバンです。お兄さんはミニバン王者のアルファードで、弟には超売れっ子のシエンタがいます。

そしてエスクァイアは3つ子です。ヴォクシーとノアとエスクァイアの3台の中身はまったく同じで外観が少しずつ違うだけです。

エスクァイアはお手頃サイズの5ナンバー車ですが、10年前の5ナンバー車ミニバンしか知らない人は、その上質ぶりに驚くでしょう。

特別仕様車は専用シートが合成皮革製で上質感が漂う

上質感が際立つのは、特別仕様車です。「特別仕様車HYBRID Gi“Black-Tailored”」と「特別仕様車Gi“Black-Tailored”」があり内装がとてもイケています。

専用シートは合成皮革製で高級感が漂い、ギアを操作する器具のデザインも専用のものになっています。

エアコンはリア座席までオートエアコンです。天井にも装飾を施す手の入れようです。

アルファードに手が届かない人向けに作られたクルマがエスクァイアです。

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トヨタ新型エスクァイア/ハイブリッドの辛口評価

エスクァイア、ヴォクシー、ノアの3つ子の中で、エスクァイアはダントツ3位です。

2016年1~6月までの新車販売台数は、ヴォクシー44,377台、ノア25,129   台、エスクァイア23,092台となっています。

ヴォクシーが100台売れる間に、エスクァイアは52台しか売れていない計算です。

中身がまったく同じでなぜこれほどの差がつくのでしょうか。答えは簡単です。外観がイケてないからです。

3つ子の中で最も売れているヴォクシーは、攻撃的なデザインが目を引きます。

フロント周りは直線でデザインされ、ちょい悪を演出しています。それが子育て世代に受けました。

ヴォクシーを運転するパパは格好いい、というイメージにつながったのです。

ノアはのんびりしたデザインですが、車名に知名度があります。ホンダと日産は、長らく打倒ノアを目指してステップワゴンやセレナを作り込んできました。ノアは業界の標準となっているのです。

一方でエスクァイアは、高級感を狙いつつちょい悪にも寄せていて中途半端です。

フロント周りの空気を取り入れる部品を大型化して、押し出しを強調していますが、いまやどのメーカーもやっているデザインであり新味はありません。

また、エスクァイアというブランド名を知っている人がどれくらいいるでしょうか。知名度が極端に低いのです。

はっきりいって買う理由が見つけられないクルマです。

 

トヨタ新型エスクァイア/ハイブリッドの燃費性能

エスクァイアには4WDもありますが、ここでは2WDの燃費で比較してみます。ハイブリッド車の燃費は23.8km/Lとなっています。

あれだけ大きな車体でこの燃費を叩き出すのは、さすがトヨタです。

一方、ガソリン車は16.0km/Lです。ハイブリッドと比較すると見劣りが激しいですが、しかしミニバンとしては優秀です。

次にハイブリッドのコスパをみてみましょう。最も安いハイブリッド車は「HYBRID Xi」というグレードで3,108,437円です。

一方、最も安いガソリン車は「Xi」で2,688,218円です。価格差は42万円で、燃費差は7.8km/Lです。

1年間に1万km走るとして、ガソリン単価を120円/Lとして計算すると、元を取るのに17年もかかります。

ただハイブリッド車の魅力は低燃費だけではありません。トヨタはハイブリッド車のデザインとガソリン車のデザインを微妙に変えています。

エスクァイアでも、ハイブリッド車には専用のエンブレムが付きます。これはハイブリッド車オーナーの心をくすぐります。

 

トヨタ新型エスクァイアの価格と装備から見るおすすめグレードは?

おすすめグレードはガソリン車のGi

エスクァイアのおすすめグレードは、2種類のガソリン車のうち、上のグレードの「Gi」です。

下のグレードの「Xi」でも不満はないのですが、Giに装備されているスーパーUVカットガラスがXiにはないのです。

エスクァイアはファミリーカーですので、女性や子供が乗ることが多くなるでしょう。そうなると紫外線はとても気になります。

またXi以上のグレードに付いている温度調整機能が付いたシートも魅力的です。

エスクァイアのハイブリッド車はおすすめしない

エスクァイアのハイブリッド車をおすすめしない理由は次の通りです。

ハイブリッド車に乗ることで、エコな人であることをPRできます。企業が営業車にハイブリッド車を採用すれば、それだけで環境に優しい企業というイメージが付きます。

エスクァイアのハイブリッド車も、オーナーを気持ちよくさせることでしょう。

しかし、その魅力が価格に見合うかどうかは検討が必要です。

エスクァイアは高級車の雰囲気を醸し出してはいますが、真の高級車ではありません。

なので、エスクァイアのハイブリッド車を運転しているからといって優越感は限定的です。

それならばコスパ重視でばっさりハイブリッドを切り落としてはいかがでしょうか。

 

トヨタ新型エスクァイア/ハイブリッドの辛口評価まとめ

エスクァイアに人気がないのは当然です。フロント周りを少し変えただけの同じクルマが、3台もあるのですから。

エスクァイアは優秀なクルマです。使い勝手も悪くありません。大家族には重宝されるでしょう。

しかしエスクァイアを買う理由は1つもありません。エスクァイアが持つ長所は、すべてヴォクシーとノアが持っているからです。

しかし逆にヴォクシーのデザイン性とノアの知名度は、エスクァイアにない要素です。

値引き額が同じならヴォクシーかノアを買った方がいいでしょう。

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