トヨタ新型SUV「C-HR(CHR)」の評価&口コミを徹底調査【2020年1月】

C-HR値引き

トヨタ新型SUV「C-HR(CHR)」の評価・評判

ホンダ・ヴェゼルや日産・ジュークといったコンパクトクラスのクロスオーバーSUVが売れています。

トヨタには廃止されたRAV-4以来、このクラスのモデルがありませんでしたが、2016年14月にニューモデルC-HRが投入されました。

プリウスから採用されたトヨタの新プラットフォーム「TNGA」を採用し、国内だけでなく欧州などでの拡販を狙う世界戦略モデルです。

話題のニューカマーC-HRの性能や評判をチェックしてみましょう。

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トヨタ新型C-HR(CHR)のダイナミックなエクステリア

C-HRのトヨタらしからぬダイナミックなエクステリアデザインが、評判になっています。

フロントマスクは最近のトヨタ車に共通する切れ長のヘッドランプで構成された、キーンルックを採用

大きく開いたロアグリルは迫力があり、フロントフェンダーからサイドにかけて有機的なラインでつながっています。

インパネは横方向に広がりのあるデザインで、ナビ画面は見やすい位置に設置され、インパネやドアにソフトパッドを多用した上質感のある空間に仕上がっています。

空調やオーディオコントロールのパネルはドライバーに向けられ、囲まれ感のある運転席はスポーツカーのようにタイトな印象です。

メーターには4.2インチのTFT液晶が組み込まれ、ECO情報や車線逸脱警報等の情報が表示されます。

インテリアのカラーは標準グレードがブラック、上級グレードがダークブラウン&ブラックとなり、シートも本革&ファブリックのコンビシートがセットされます。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)の外観デザイン

最新のトヨタフェイスを表現する切れ長のヘッドランプ、大きく傾斜したリアウィンドウ、外側に張り出したリアコンビランプが特に目を引きます。

ボディサイドはダイヤモンドをモチーフにした複雑なラインと、ルーフラインに沿って埋め込んだドアハンドルでクーペのような印象です。

またボディサイドの下部をブラックアウト処理しているため、視覚的にボディの厚みが抑えられ、スポーツカーのサイドビューのように躍動感があります。

リアも大きく傾斜したリアウィンドウ、外側に張り出したリアコンビランプなど立体的な造形が特に目を引きます。

シンプルなデザインではありませんが、SUVらしい力強さと軽快さがあり、一目でC-HRだとわかるカッコイイといえるデザインです。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)のボディカラーは8色

C-HRのイメージカラーで使用されている新色のメタルストリームメタリックのほか、ラディアントグリーン、ブルーメタリック、ダークブラウン、ブラック、イエローが標準カラーになります。

メーカーオプションでホワイトパール、レッドマイカの2色があり、合計8色から選択できます。

モーターショーでの市販前提モデルで発表のあった2トーンカラーは見送りになりました。良く似合っていただけに残念ですが、今後の追加に期待しましょう。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)の後ろ席やラゲッジの広さ

ホイールベースの長いC-HRですが、室内長は1800mmで、CX-3の1810mm、ヴェゼルの1930mmより短くなっています。

C-HRの開発責任者も「前後を絞り込んだエクステリアデザインを優先した」とコメントしているように、写真等で見る限り後席の足元空間はCX-3並みか、やや広いレベルのようです。

ラゲッジ容量も後部の絞り込みの強いデザインのためか、5人乗車時で318Lとヴェゼル393L、CX-3 350Lよりも少ない容量です。

カタログ上の数値だけで使い勝手や居心地の良さは判断できませんが、ボディサイズの割にタイトな室内空間が予想されるので、ユーティリティーを優先するユーザーからは不満が出そうです。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)には最新の安全デバイスが標準装備

単眼カメラとミリ波レーダによる、トヨタセーフティーセンスPが全車標準で装備されます。

前車および歩行者との衝突回避、車線逸脱警報、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロール等安全面では十分な装備内容となります。

また、Gグレードには後退出庫時に左右からの接近する車を知らせるリアクロス・トラフィック警告もオプション設定され、安全装備にぬかりはありません。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)の期待の走りや乗り心地はどうなのか?

TNGAは低重心、高剛性を追求した最新プラットフォームですので、走りや乗り心地にも期待できます。

サスペンションはフロントがストラット方式、リアはダブルウィッシュボーン式で操縦安定性が向上するとともに、F1マシン等にも使用されるSACHS(ザックス)アブソーバーが全車標準で装着されます。

C-HRは新プラットフォームの剛性の高さに、大径のスタビライザーを組み合わせ、重心の高さを感じさせない「気持ちの良い走り」を目標としています。

また、2016年9月に行われたニュルブルクリンク24時間レースにTOYOTA GAZOO Racingチームから発売前のC-HRが参戦し、クラス3位になりました。

レースで完走できる耐久性と完成度をもった足回りですので、市販車でも乗り心地も含めて実際の走りが大いに期待できます。

SUVとは思えない操縦安定性と高級感のある乗り心地を両立した足回りも魅力です。大径タイヤを履いていてもしなやかに足が動き、剛性の高いTNGAボディとの組み合わせでしっとりとしたハンドリングと安定した走りをしていると高評価です。

 

パワーユニットと駆動方式はセットで選択

パワーユニットは、プリウスで評価が高い1.8Lガソリン(98ps)+モーター(72ps)のハイブリッド(システム出力122PS)とオーリスに搭載されているダウンサイジングターボの1.2Lガソリン(116PS)の2種類です。

ミッションはCVTのみで、ハイブリッドはFF(2WD)、ガソリンは4WDのみと、パワーユニットと駆動方式の組み合わせが決まっているので、選択に悩みそうです。

また4WD(ガソリン車)を選んだ場合、車高が1560mmと10mmアップするので注意が必要です。

1.4tの車重に対してパワーは十分で、スポーティーな外観に似合った加速が楽しめます。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)の口コミ

エクステリアデザインの評価が高い

本格的な納車は2018年からですが、ディーラーで実車を見た人や試乗などでのクチコミでは、

「コンセプトカーそのままで市販したようなデザイン」「大径タイヤとスポーティーなサイドビューで、踏ん張り感があってカッコイイ」「一見煩雑なデザインに見えるが、実車を見ると纏まっている」

とエクステリアデザインの評価が最も高くなっています。

独創的なデザインに合わせたボディカラーは8色ありますが、C-HRで初採用になる「メタルストリームM」と「ラディアントグリーンM」の評価が高いです。

走行性能の満足度も高い

「思っていたほど固い足ではなく、乗り心地も良い」「ハンドリングも自然で、安定してコーナリングできる」「加速感もスムーズで気持ちいい」と走行性能の満足度も高いようです。

C-HRはドイツのニュルブルクリンクサーキットを走り込み、低速から超高速域まで安定した欧州車テイストの足回りにセッティングしています。

フロントはストラット方式、リアがダブルウィッシュボーン式のサスペンションにF1マシン等にも使用されるSACHS(ザックス)製アブソーバーを装着しています。

内装・パッケージに対して辛口なコメント

発売されたばかりなのでネガティブなコメントは少ないですが、

「派手なエクステリアに比べて、インテリアが地味」「後部座席の空間はあるが、窓が小さく圧迫感がある」「真後ろや斜め後ろが見えない」

など、内装やパッケージ面でのウィークポイントが指摘されています。


【良い口コミ】

付き合いのあるトヨタ店で今乗っている車の点検がてらに、営業に勧められ試乗しました。トヨタがつくった最近流行りのクーペ型SUVでデザインもこだわっているようで、トヨタ車の中でもデザインはいいかなと思いました。内装もチープさが全く無い、品のある質感でトヨタブランドということもあり売れるのだろうなあと思いました。

【悪い口コミ】
やはり形状的に後部座席は広くはありません。荷室もそこそこです。デザインはネットや雑誌で見るより実際はやぼったかったですが、トヨタ車の中ではデザインはいいと思います。流れるように光るウィンカーは恥ずかしいです。

(30代、男性、愛知県、G)

 


【良い口コミ】

インタークーラー付きのターボは突き抜ける感じがして心地が良いです、またホイールベースがそんなに長くないので小回りが利くのも良い所だと思います、また車内は近代的なデザインで運転席を優先された感じも気に入っています。

【悪い口コミ】
小回りが利くのですが速度を出してコーナーに入ると車高の問題で恐怖感を感じる事が有ります、足回りがエンジンスペックに比べて対応していないぐらい弱さを感じますので、足回りは入れ替えないと走るけど曲がらない車になってしまいます。

(40代、男性、兵庫県、S-T)

 

トヨタ新型C-HR(CHR)の辛口評価

室内空間が狭い&後方視界が悪い

クチコミでの指摘通り、C-HRはやや大柄なボディからすると室内空間は狭い印象です。

室内のサイズは室内長1,800mm×室内幅1,455mm×室内高1,210mmと十分なのですが、後部座席は足元が狭めで、窓も小さいので閉塞感があります。

ボディ後部を絞ったデザインのため、トランクにはゴルフバックが1セットしか積めず、容量も318L(後席使用時)とライバル車よりも少ない容量です。

アウトドアやレジャーなどSUVならではのユーティリティー性を求めると、裏切られるかもしれません。

また後部のサイドウィンドウの上下幅が狭くリアゲートの角度も寝ているので、運転席からの後方視界が悪く、左折時や車庫入れの際には気をつかいます。オプションのバックカメラは必須装備です。

パワートレーンと駆動方式が自由に選べない

ハイブリッドはFFのみ、1.2Lターボのガソリン車は4WD、ミッションはATだけというラインナップも残念な点です。

同じプラットフォームを使用するプリウスにはE-Fourという4WDがあり、海外仕様にはガソリンのFFのほか2.0Lガソリンエンジンと、6速MTもラインアップされています。

大量の初期受注をさばくためにモデルを絞っているのかもしれませんが、発売当初から選べるようにしてほしいところです。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)のボディサイズをチェック

  C-HR(ハイブリッド) CX-3 ヴェゼル
全長(mm) 4,360 4,275 4,295
全幅(mm) 1,795 1,765 1,770
全高(mm) 1,550 1,550 1,605
ホイールベース 2,640 2,570 2,610
車重(kg) 1,440/1,470 1,260 1,300

ボディサイズは全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550mm(ガソリン車は1,565mm)です。

C-HRはトヨタが新型プリウスで採用した新世代TNGAプラットフォームを使用しています。

そのためライバルより全長は長く、全幅は広いためコンパクトSUVの中では少し大きなサイズになります.

国内専用車ではなくグローバルで販売する車種の為、コンパクトSUVとはいえこのくらいのボディサイズは必要だったのかもしれません。

ただ、全高を抑えたことで立体駐車場にも入るので、マンションの機械式駐車場の制限でSUVを諦めていた人には朗報です。

CX-3と同じく立体駐車場に入る高さですし、最小回転半径は5.2mとライバルを上回るため使い勝手や取り回し面では問題はないでしょう。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)の燃費性能

燃費はハイブリッドが30.2km/L、プリウス並みではありませんがSUVとしては優秀な数値です。

まだ実燃費データが無いので、C-HRと同じパワーユニットを使用する現行の50系プリウスの実燃費(カタログ値×70%程度)を参考にすると、20~23km/L程度と予想できます。

1.2Lガソリンターボ車の燃費は15.4km/Lです。1.4tの車重と4WDということもあり平均的な数値で、実燃費はカタログ値の6~7割程度が目安になります。

オーリスの1.2Lターボはハイオク指定ですが、C-HRはレギュラーガソリン仕様へ変更されたのは朗報です。

ハイブリッドがエコカー減税100%+自動車グリーン税制75%、1.2Lガソリンターボ車がエコカー減税(自動車重量税25% + 自動車取得税20%)のみ対象となります。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)のグレードはSグレードとGグレードの2種類

ベースグレードのSと上級のGの2グレード構成になります。ハイブリッドはS/G、ガソリン車はS-T/G-Tの名称になりますが、装備は変わりません。

Sグレードの主な装備

  • 17インチアルミホイール
  • 前輪フェンダーライナー
  • LEDポジションランプ
  • ハロゲンヘッドランプ
  • 電動パーキングブレーキ
  • 本革巻きステアリング
  • ファブリックシート

Gグレードの主な装備(Sグレードから変更または追加)

  • 18インチアルミホイール
  • 前後輪フェンダーライナー
  • ピアノブラック調ウィンドウモール&メッキウエストモール
  • 雨滴検知ワイパー
  • ブラインドスポットモニター
  • バック/クリアランスソナー
  • 電動ランバーサポート
  • nanoe付きエアコン
  • スーパーUV&赤外線カットガラス

Gグレードには、夜間に車名ロゴが足元を照らすドアミラー内蔵のイルミネーションが装備されます。

ヘッドランプはハロゲンが標準ですが、Gグレードで選択できるLEDヘッドランプをオプション選択すると、フロントのウィンカーが“流れるウィンカー”になります。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)のおすすめグレード

装備グレードは標準のSグレードと豪華装備のGグレードの2グレードで、ハイブリッド、ガソリン共に共通です。

グレード 価格 装備品
S ハイブリッド 2,646,000 17インチアルミホイール、本革巻きステアリング、スマートエントリー、電動パーキングブレーキ、6スピーカー、サイド&カーテンエアバック
S-T ガソリン 2,516,400
G ハイブリッド 2,905,200 18インチアルミホイール、LEDフォグランプ、本革&ファブリックコンビシート、電動ランバーサポート、スーパーUVカットガラス、ブラインドスポットモニター、ナノイー、自動防眩ルームミラー、雨滴感知式ワイパー、クリアランスソナー
G-T ガソリン 2,775,600

C-HR(CHR)のおすすめはGグレード

ズバリGグレードになります!

安全装備はトヨタセーフティーセンスPが全車標準装備。単眼カメラとミリ波レーダを使用し、先行車および歩行者との衝突回避、ステアリング制御付きの車線逸脱警報、オートマチックハイビーム、全車速追従/ブレーキ制御付レーダークルーズコントロールの安全装備がセットされます。

Gグレードでは内外装の加飾により質感が上がり、ドアミラーには車名を足元に映し出すのイルミネーションランプが装着されます。

独創的なデザインのため、カスタマイズもよく映えます。ディーラー系列ごとにイメージの違うドレスアップパーツが準備されています。またトヨタ定番のモデリスタとTRDのカスタマイズパーツもあります。

ヒットは確実なクルマで、すぐに街にあふれるでしょうから、ガソリンのGグレードで車両価格を抑えてカスタマイズパーツで個性を出すのがおすすめです。

 

トヨタ新型C-HR(CHR)のまとめ

C-HRは大径タイヤに車高を上げたスタイルなど、クロスオーバーSUVのお約束は守りつつ先鋭的なデザインや高品質な内外装などが特徴のモデルです。

発売前には「プリウスSUV」と噂されていたC-HRですが、走りの進化はプリウス以上で欧州車にも引けを取らない仕上がりです。

スポーツカーに通じるデザインは、多くのユーザーに受け入れられそうです。

販売も好調で予約受注分のみで3万台近くのオーダーがあり、納期も伸びていますがC-HRの人気は当分続くでしょう。

C-HRは国内ではひさびさに話題性のあるニューモデルです。コンパクトSUVはヴェゼルが独走していますが、これからC-HRは確実にトップに躍り出るでしょう。

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[/voice]

[voice icon="http://carinfosp.com/wp-content/uploads/2018/06/f6987994e6b85102a8f59b06db1338bb.png" name="佐藤さん" type="l"]えっこれって高いのかな!?よくわからんなぁ・・・[/voice]

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