トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの評価を辛口チェック!値引き交渉を交渉方法

ヴォクシー値引き

voxy

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの評価・評判

日産・セレナからミニバンナンバー1の座を奪ったトヨタ・ヴォクシー。

キリリと「目」が釣り上がった攻撃的な「ワイルド顔」は、お父さんのハートをがっちりつかみました。

外見だけでなく、内装も魅力的です。トヨタ最上級ミニバンのアルファードのぜいたくさを、格下のヴォクシーに移植しているのです。

室内では、床から天井までの高さは140cmもあります。小学校低学年の子供なら頭をかがめることなく直立できます。メーンは7人乗りなのですが、8人乗りも用意しています。

シートの形状が素晴らしく、体をしっかり支えるタイプを採用しています。材質こそコスト安の「ファブリック(布)」なのですが、つやを押さえた色で高級感が漂います。

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの辛口評価

デザインが良く造りもしっかりしているヴォクシーですが、「トヨタ催眠術」には注意が必要です。

ヴォクシーには多くのバージョンがあって、ディーラーの営業パーソンの口車にのってしまうと、後で「こんな装備に大金はたいて損した」となりかねません

ずばり、購入を避けるべきグレードは「ZS“煌(きらめき)”」と「ハイブリッドZS」です。

「ZS“煌”」は「ただのZS」のドアやフロントやミラーなどのデザインを改良しつつ、値段は「少ししか」上げていないのです。

典型的な「これだけ変えているのにこれしか値上げしていません」作戦で、冷静に観察すると「ただのZS」で十分と分かるでしょう。

それでは次に燃費性能からみての「ハイブリッドZSの罠」について詳しくみてみましょう。

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの燃費性能

トヨタのハイブリッド性能はすごいです。同じヴォクシーでも、ハイブリッドの燃費は23.8km/l、非ハイブリッドは16.0km/lで、その差は歴然です。

しかしこれこそが「罠」です!!ハイブリッドの最高グレードは「ハイブリッドZS」で、車体価格は税込322万9200円です。非ハイブリッドの最高グレード「ZS“煌”」は282万763円です。

つまりハイブリッド車は40万円高いわけです。1年間に1万キロ走る人が40万円の元を取ろうとしたら、18年かかります。

(18年の内訳の計算式)

ガソリン価格を110円/L で計算。

10000km/年÷23.8km/L=420L/年

10000 km/年÷16.0km/L=625 L/年

(625-420)L/年×ガソリン110円/L=22,550円/年

40万円÷22,550円/年=17.7年

 

しかもヴォクシー「ハイブリッドZS」は、トヨタの最高級ミニバン「アルファード」の最安バージョンより高いのです。

「え!? アルファードが買えたの!?」ということです。

「それでもハイブリッド仕様のヴォクシーに乗りたい」という方は、「ハイブリッドX」をおすすめします

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドのグレードと価格

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドのグレード価格表

グレード 価格 JCモード燃費(km/L) ミッション エンジン
1,761,382円 37.0 *

2WD(FF)

1500値4DOHC

+モーター

1,887,055 37.0 *
2,007,818 37.0 *
Gブラックソフトレザーコレクション 2,090,291 37.0 *
Xアーバン 2,100,109 33.8 *

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの価格や装備から見るおすすめグレード

トヨタの技術力は味わいたいなら「ハイブリッドX」

ヴォクシーのハイブリッドは3 グレードあり、ヴォクシー「ハイブリッドX」は1番下です。

価格は299万6509円。ハイブリッドの最高ランクの「ハイブリッドZS」より23万円も安いのに、燃費はまったく同じ23.8km/lです。

はっきり言って「ハイブリッドZS」には無駄な装備が多すぎます。

わざわざ「ハイブリッドZS専用ホイール」を付けたり、フォグランプ周りを「おしゃれ」にしたり、本革ハンドルにして、値段を釣り上げているのです。

コスパなら「X“Cパッケージ”」

ヴォクシー「コスパ大賞」は、最下位グレードの「X“Cパッケージ”」で決まりです。225万4255円で、最高グレードのヴォクシーより97万円も安いのです。

最下位とはいえ、上級グレードと比較しても見劣りするところはまったくありません。

ホイールはアルミではありませんが、スタイリッシュなホイールカバーが付いています。ワイヤレスキーもオートエアコンも付いています。

そのオートエアコンは、左右の座席で異なる温度設定ができます。後部座席でも温度調整ができます。

「最も優れたヴォクシー」であり、「実はディーラーが最も売りたくないヴォクシー」ではないでしょうか。

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの値引き相場

ミニバンの購入の楽しみは、ディーラーとの値引き交渉でしょう。「え? じゃあ定価って何?」って感じるくらい下がります。競合車が多いからです。

目標は30万円引きです。

30万円の内訳は、ヴォクシーの価格で25万円引き、オプションで5万円引きとなります。

ディーラーによってはヴォクシーの価格を下げたがらない店もありますが、その場合はオプションを無料でいっぱいつけてもらいましょう。

値引き相場がわかったら下取り車の買取相場を調べる

アクアを購入するということは、今乗っている車を売るということになります。

その車を高く売ることができれば新車を安く購入できることと同じです。

一般的な流れでは新車を購入するディーラーでそのまま下取りしてもらうことになります。

でも待ってください!その下取り額は適正価格ですか??

適正価格かを調べるためには車の無料一括査定がおすすめです!

一括査定は一度に複数の買取業者に見積もりを取ってくれる今流行の便利なサービスです。複数の買取業者で見積もりを取れるので自分の車の査定額がいくらになるのか知ることができます。

買取業者を1社1社回ると手間と労力がかかりますが、このサービスを利用すれば手間がかからないので効率がいいのです。もちろんみなさんが知っている買取業者も参加しています。ガリバー・ラビット・アップル・カーチスなど大手買取業者なので安心です。

123456

この車の無料一括査定を利用して自分の車の適正価格を知っておきましょう。そしていざディーラーで下取りとなったときに、その下取り額が適正だか判断することができます。

車の無料一括査定かんたん車査定ガイドはこちら

 

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの値引き交渉方法

20万円台では妥協しないように

もしディーラーで2回目の価格交渉にもかかわらず20万円引きにも至らない場合、その営業パーソンに力がないか、売る気がないかのどちらかでしょう。別の店舗に行きましょう。

ただ、総額40万円の値引きを引き出した猛者もいます。

もし早々に30万円に達したら、ひとまず「休憩」を入れましょう。じらし作戦です。

きっと1週間以内に営業パーソンから電話がきますので、そのとき「40万円引きの噂を聞いたのですが」と切り出してみましょう。

セレナを試乗しよう

さて、ヴォクシーハイブリッドの値引きを引き出すには、まず、何を置いても日産・セレナと競わせることです。

そこで日産のディーラーには申し訳ないのですが、セレナをしっかり試乗させてもらい、セレナの魅力を肌身で感じてください。

ミニバン1位を奪われた日産の方が販売意欲は強いですから、セレナでかなり大胆な値引き額が提示されるかもしれません。総額50万円引きもうわさされ始めています。

もしその見積もりがゲットできたら、ヴォクシーの値引き交渉はかなり有利に進むでしょう。

ヴォクシーの営業パーソンに「本当はセレナにしたいんだけど、セレナにはハイブリッドがないからなあ」とこぼしましょう。きっと奮起するはずです。

 

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドのライバル車はシエンタとステップワゴン

トヨタ・シエンタ

格下になりますが、シエンタはヴォクシーのライバルです。

最近の「シエンタ人気」を無視するのはもったいないですよ。もちろんしっかり3列シートで7人乗れます。

ヴォクシーよりチープな作りですし、「押し」も足りません。しかし両車の最低グレードの価格差は57万円もあります。

そしてなんといっても、シエンタの最大の魅力はスタイリッシュさです。

ヴォクシーを選ぶ人は「ミニバンミニバンしたミニバンは嫌だ」という人ではないでしょうか。

そうであるならば、もっと「ミニバンらしくないミニバン」のシエンタは、ヴォクシーの最大のライバルでしょう。

それにしてもトヨタは「うまい」です。ヴォクシーもシエンタも、それぞれ違った個性を持ちながら、不思議とどちらにしようかと迷ってしまいます。

ホンダ・ステップワゴン

ステップワゴンの最大の魅力はターボです。ただのターボではありません。「ホンダ・ターボ」です。

現行のステップワゴンは、ダウンサイジングに成功していて、排気量が1.5リットルしかないのに、最高出力は150馬力もあります。

ダウンサイジングとは、「エンジンの排気量を小さくしつつ、ターボなどを使って走りを犠牲にしない」という意味です。

一方、ヴォクシー「ハイブリッドX」は、排気量が1.8リットルもあるのに99馬力しかありません。

またステップワゴンは「後ろのドア(ハッチバック)」がユニークなのです。

普通のミニバンのハッチバックは、跳ね上げ式になっています。ヴォクシーも跳ね上げ式です。

しかしステップワゴンのハッチバックは、跳ね上げることもできますし、横に開くこともできるのです。狭い駐車場で便利さを発揮します。

トヨタ新型ヴォクシーハイブリッドの中古車価格情報

中古のトヨタ車の魅力にはまる人は多いでしょう。短期間で価格がこなれる割に、ヤレが少ないからです。ヴォクシーもその1つです。

ただ、ハイブリッドとなると話が違います。ヴォクシー「ハイブリッド」は、なかなか値段が下がりません。

2年落ちの走行2.3万kmの「ハイブリッドX」で、214万円もします。走行距離が1.1万kmの「ハイブリッドX」だと258万円もします。新車と42万円しか違いません。

ヴォクシーの中古を検討する際は、ハイブリッドを外した方がいいかもしれません。

トヨタとしては、ハイブリッド搭載車の価値を落としたくないので、中古車市場でも「ハイブリッドは高めに設定」「コストを気にする客には非ハイブリッド車をすすめる」という方針が見え隠れします。

 

ディーラーに騙されるな!15万得するために下取りではなく買取にしよう

新車購入を検討している人たちの口コミを調べていたら、すごいことを発見してしまいました!!

買取業者の相場はディーラーの下取り額より、平均で10万円程高かったのです。

噂が本当なのか真相を探るために、私も車の無料一括サイト(かんたん車査定ガイド)で自分の車をチェックしてみました。 そうすると・・・このような価格が出てきました↓↓

簡単な入力ですぐ査定

でも、これではまだ実際の価格がわからないので、買取業者に実車を見ていただき、ディーラーにも査定してもらったところ、 なんと買取業者の方が15万円も高かったのです!!

これで下取りが損だということが実証されました。 下取査定で0円だった日産ノートが、10万円で売れたケースもあるのであなどれません。

⇒ かんたん車査定ガイドで高く査定してもらえる理由とは?

 

コメント